こんにちは!専業主婦ままいです。
突然ですが、お子さんをお持ちのそこのあなた!あなたのお子さんは、本好きですか?それとも、本はあまり好きではないですか?今回は、海外在住に限らず子育てするうえで良いとされる「絵本の読み聞かせ」についてまとめてみたいと思います。
お恥ずかしい話ですが、実は私自身、あまり本が好きな子供ではなく、むしろ嫌いなタイプでした…。そして今でも、そこまで多読とは言えません。笑
私が本嫌いになった理由
幼少時、私が本嫌いになった原因は大きく分けると3つあります。
- ① 本へのポジティブなイメージがなかった
- 私の両親は、当時としては珍しく共働きでした。そして年の離れた第二子だったこともあり、読み聞かせが面倒そうor早く寝てほしそうな親の雰囲気を敏感に感じてしまった覚えがあります。笑
- ② 本好きな兄弟と比較されて、意地がでた
- 私があまり本を読みたがらなかったのに対し、他の兄弟は未就学児の時から非常に本好きでした。大きな読書コンクールの常連で、勉強もできる兄弟と事あるごとに比較され「あんたも読みなさいよ」と言われるのがイヤでイヤで堪らなかったのを今でも根に持っています…。
- ③ 月齢・年齢に合った本に出会えて来なかった
- そんなこんなで順調に本嫌いが進んだものの、少し成長してくると、ちょっと背伸びして難しい文章に憧れ、内容もよく理解していないまま最後まで読み進めてしまったいう経験、皆さんにもありませんか…?!「結局何が書いてあったっけ?」なんていうトホホな状況に陥ることも多々ありました…。
読み聞かせって何歳から始めるべき?
さて、以上のような理由から「本が好きとは言えない」けれど「本嫌いなのは良くないことだ」と刷り込まれてしまった私は、無意識に「自分は本が好きだ」という暗示をかけ、面白くも何ともない内容の本を読み漁り、思春期の頃までは自分で自分の首を絞め続けていた気がします。
そんな自己矛盾を抱えつつも、大人になってからはジャンルを問わず色々な本を読むことで、ようやく自分の好きな本のジャンルに気付き読書の楽しさを知ることができました。
また本好きの兄弟を間近で見ていたので読書がもたらす沢山のアドバンテージを知っていた私は、いつしか妊娠中から「自分の子供には、純粋に本好きになってほしい!」「読み聞かせ、しまくる!笑」と密かに考えていたのです。
しかし実際は姫の場合、2歳頃から本腰を入れて読み聞かせしてあげられるようになった、というのが正直なところです。というのも、やはり1歳台だと本の内容というよりも本自体に興味を示すので食べてしまったり噛んでしまったりビリビリに破いてしまったり…
絵本って、何気に馬鹿にならないお値段ですよね。ましてや日本語の絵本がなかなか手に入りにくい海外に住んでいる私にとって、せっかくの貴重な絵本が姫により破壊されていくのが我慢ならず…なかなか本気で読み聞かせをしてあげられていませんでした。
だって、ご本って破くのにも舐めるのにも丁度良かったんだもん〜!
それでも成長した今は、人一倍本を大事にするようになりましたし、お友達に貸した本が少しでも折れて返って来たら激怒するくらい笑、本が大好きで本を大事にしています。
育児書の中には、「読み聞かせは早ければ早いほうがいい」と書かれていることが多くて、中には「妊娠中から本の読み聞かせをしてあげてください」なんて書かれていることも!でも、赤ちゃんが本を大切に使えないことにお母さんが怒ってしまったり、赤ちゃんが集中してくれないから読み聞かせを中断してしまったり、といったネガティブな記憶が子供に残ることの方がNGだと私は思っています。
これは、私が本嫌いになった理由で挙げた”本へのポジティブなイメージがなかった”ということにも繋がります。
キャリブレーション能力とは?
少しここで脱線するのですが…皆さんは、キャリブレーション能力というものをご存知ですか?
自分自身がそうだったのですが、子供って、実は大人(特に親)のことを本当によ〜〜く見ているものですよね。言葉には発していなくても、その時々の態度や表情で、その人が感じていることを察知する能力が子供は長けていると思います。
実は小学校低学年の頃「人の顔色を見ていて、楽しい?」と母に言われたことがあります。母にとっては「よく親を観察しているな」という意味の何気ない発言だったのでしょうが、私自身は親の顔色を伺っていたつもりは一切なく、その言葉は衝撃的でした…。
さてそんな能力のことを、NLP(心理学と言語学の観点から新しく体系化した人間心理とコミュニケーションに関する学問)では、キャリブレーション能力というそうです。
キャリブレーションとは、相手の心理状態を言葉以外のサインで認識することです。
言葉以外のサインとは、相手の表情や動き、呼吸のスピード、声のトーン・テンポなどです。
相手と会話をしている際に、相手の話している内容だけでなく、相手の表情や姿勢、声の感じなどに注意を向けることで、相手の本当の気持が分かってくるものです。
幼少時、親が読み聞かせを億劫そうにしていたこと、早く寝てほしそうなオーラが出ていたこと、これらは大人になった今でもはっきり覚えているのですが、今両親に聞くと「そんなことはない!」「いつもしっかり本を読んであげていた!」と言われます。笑
自分も親になってみて始めて分かったことですが、親としては、自分のなし得る100%で子供としっかり向き合っていたい、なぜなら親とはそうあるべきだから!という一種の強迫観念に駆られるものです。しかし、子供は特に親の感情の機微に敏感なもの。恐らく私が感じていた親の本音は、少なからず当たっていたのではないでしょうか。
さてそうなると、とても重要になってくるのは読み聞かせをする時の親の態度・姿勢ですよね。そこで私は、自分の子供たちにとにかく本を好きになってもらうために、自分の中で5つの読み聞かせルールを決めました。
…と、ここまで長くなってしまったので、今回はここまで!次回は私の読み聞かせルールと、オススメ本をご紹介します!お楽しみに!
元・本嫌いが実践!子供を本好きにする読み聞かせルール&オススメ本